テレH回線でテレホンセックスしたい

あまりにも成果があがらないので、男友達に片っ端から電話して、コツを聞いてみることにする。突然、電話をかけて、開口一番の質問が、
「ねえねえ、テレクラってやったことある?」
「なんでそんなこと間くんだよ」と笑いながら、教えてくれた男友達によれば……
「ちょっとね、仕事で、体験記事書くんだけど。ねえ、テレクラのコツ教えてよ」
「普通に話せばいいんだよ。ネタふってくれるとありがたいよね。こっちも何しゃべったらいいか、わかんないしさ。どんな子とかわかんないじゃん」
うむー。その「普通」がわからんのだよ。わたしは。普通にしゃべってるはずなのに、相手がしゃべってくれないのよ。とにかく、慣れるしかないのか?
と再び、電話をかける毎日。心持ち、時間は延びてる気はするけど、せいぜい5分位で終わってしまう。そのうち、次の電話につながる間隔も開いてきてしまった。

これじゃ、しょうがないだろうと思い、テレホンセックス専用チャンネルに電話した人ともつながるような設定に変える。

この専用チャンネルには、単なるテレH回線の他に「人妻」とか「SMプレイ希望」、「セクハラ」なんてチャンネルがあるらしい。電話がつながる前に、どのチャンネルにかけてきた人なのかを教えてくれるアナウンスがある。

「人妻プレイチャンネルです」
よっしゃ~!人妻ね。オツケー!
「あー、もしもし」
「もしもしー。どうもー」
欲求不満の人妻っぽく、気だるく返事してみる。声も、さっきより、ちょっぴりハスキー気味。

「名前なんて言うの?俺、りュウジ」
こんな明るい声の子は初めて。ちょっと嬉しくなる。りュウジくんは学生で、21歳らしい。わたしの方は、26歳、人妻のカオりちゃんということになっている。

「どんな格好してるの?」
「んー。Tシャツにチノパン」
「ダメだよぉ。カオりさん、色気なさすぎ。着替えて」
アイタタタ。いきなり却下かい。パジャマじゃ、そそられんのね。ミニのワンピースに着替えてくれというので、Tシャツをこそこそさせて、着替えるフりをする。

「着替え終わった」
「うん」
「カオりさん、テレフォンセックスしたことある?」
「ないけど、興味はあるかな。フフフ」
「じゃ、今日は、お姉さんと弟ごっこしよっか」
お、お姉さんと弟ごっこ?彼の希望は弟の部屋に姉(義姉?)が遊びに来て、ジュースを飲むんだけど、それをこぼしちゃって、弟がふいてるうちに欲情しちゃう…ってな話らしい。
一生懸命、似たようなAVを思い出しつつ、アドりブで話をあわせる。

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